どうも。風太郎です。
今回ご紹介するのは、元祖ドライ納豆 フォルッツァの「どらいなっとう 六滋味撰」です。
JALの機内食で提供されるおやつ「ドライなっとう」としても知名度があり、雑誌「おとなの週末」なんかでも取り上げられた”ドライなっとうの元祖”です。
今回、『おとなの週末お取り寄せ倶楽部(楽天市場)』で、ギフト仕様の「どらいなっとう 六滋味撰」を見つけたので購入してみました。
結論から言ってしまうと、”納豆”そのものが好きな方には少し物足りないかも知れません。
反面、納豆独特の臭いはかなり抑えられている印象を受けましたので、納豆が少し苦手で健康的な納豆の栄養素を摂取したいという方にはもってこいかもしれません。
どちらにしろ、おつまみやおやつとしてはかなり優秀だなと感じました。
納豆好きなので多少偏った感想もありますが、じっくりとレビューしていきたいと思います。
フォルッツァのどらいなっとう
納豆は日本が生んだ”最高の健康食材”だと思っています。(私は納豆こよなく愛しています)
大豆の良質な蛋白質に、カルシウムやビタミンB群、ビタミンK、そして大注目の”ナットウキナーゼ”と、その栄養素成分の豊富さは言うまでもないでしょう。
ただ、納豆の難点として独特の臭いと粘りによる食べにくさというとこがあるかと思います。(納豆を愛する風太郎的にはそこが一番の醍醐味なのですが)
それにより、納豆の栄養素は気になるけどわざわざ食べるまでは…と食べない人もいるでしょう。
この、フォルッツァの「どらいなっとう」は、その難点を工夫で乗り越えた商品で、納豆独特のネバネバや臭いがかなり抑えられる製法『減圧フライ工法』にて製造されており、納豆があまり得意でない方でも食べれるドライ納豆に仕上がっています。
皆に愛されるように改良されたドライ納豆!
こんな素晴らしい”おやつ”ってありますか?!
ちなみに納豆は、東京都青梅の納豆会社「菅谷食品」の納豆を使用されているそうです。
納豆の栄養素
●まず、「納豆」とは。
マメ科の植物の種子である大豆を”納豆菌”により成分分解・合成することで、独特の香りや粘りを持つ発酵食品です。
栄養成分はは超豊富で、大豆本来の栄養素から納豆菌により生み出された栄養成分もう数えきれないくらいの栄養素と効果があるのです。
大豆元来の成分、大豆イソフラボン:女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをし、美肌効果やアンチエイジング効果などが期待できます。ガンの予防への効果も確認されていますね。
また、大豆の良質なたんぱく質や食物繊維も豊富で、疲労回復や整腸効果が期待できます。
納豆の代表成分として、ネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素の「ナットウキナーゼ」があり、血液をサラサラにしてくれる効果が期待でき、血栓予防などにつながります。
その他にも注目しておきたいのが、ビタミンB群、ビタミンK、カルシウムです。
ビタミンKは、出血した血液を固めて止血する因子の活性化や骨が形成される際に必要な蛋白質を活性化させる働きがあります。
カルシウムと併せ、骨粗しょう症予防としての効果が期待できます。
ビタミンKは、緑黄色野菜なんかにも多く含まれますし、腸内細菌でも生成されるので不足することは少ないのですが、重要栄養素といえるでしょう。
こんな素晴らしい「栄養の王様、納豆」を食べないなんてどうかしてるぜ!
ドライ納豆の栄養素
●ドライ納豆になるとどうなるの?
さて、納豆の栄養成分が素晴らしいことはわかりました。
では、お菓子となったドライ納豆はどうなのでしょうか?
ドライ納豆と一括りに言っても、製法により変わってくるのです。
大きく三つに分類されます。
・干し納豆 ⇒ 昔ながらの製法
・フリーズドライ ⇒ 現代の一番オーソドックスな製法
・減圧フライ工法 ⇒ フォルッツァ独自の製法
干し納豆は、発酵させた納豆に塩などの調味料を加えて天日で干したもので、水分を加えることで納豆のネバネバや臭いが戻る一番納豆に近いドライ納豆です。
次に、現在のドライ納豆のほとんどを占めるのが、フリーズドライ製法の納豆。
水分を含んだ食品や食品原料を急速に凍結し、さらに減圧して真空状態で水分を昇華させて乾燥させる製法です。急速凍結乾燥ですね。
風味や触感をできるだけ損なわないように水分だけを抜く製法で、ネバネバや臭いは残ります。メーカーによって結構違いますが、有名どころでいうとカンロのプチポリ納豆なんかはけっこう納豆の風味が残っていますね。
カンロのプチポリ納豆は過去記事にしているので、参考にご覧ください。
➡ カンロプチポリ納豆記事リンク
そして、今回のフォルッツァの「どらいなっとう」は、「減圧フライ工法」という技術が使われています。
納豆菌が死なない、低い温度で納豆を揚げてサクサク感を作り出し、納豆の成分をできる限り残した製法です。この製法では納豆独特のネバネバや臭いがかなり抑えられるということです。これにより、納豆が苦手な方でもかなり食べやすくなっているのです。
ワンデメリットとして、たんぱく質の酵素である「ナットウキナーゼ」は、揚げることによって効果が薄れてしまうようです。そこがちょっと残念。
食べ易さは、干し納豆 → フリーズドライ → 減圧フライ工法の順で。
納豆の栄養素は、減圧フライ工法 → フリーズドライ → 干し納豆の順で納豆に近くなります。
一長一短ありますが、食べ易いのはとても大きいですね。
納豆が得意でなくても納豆を美味しく食べられるのだ!
どらいなっとう 六滋味撰
前置きがかなり長くなりましたが、ここからが本題「どらいなっとう 六滋味撰」のレビューです。
今回は、『おとなの週末お取り寄せ倶楽部(楽天市場)』でお取り寄せしました。
どらいなっとう 六滋味撰 <中身>
「どらいなっとう 六滋味撰」は、フォルッツァの「どらいなっとう」6種類の缶詰がひと箱になったギフトボックスです。
梅、一味、うすじお、いりこ、わかめ、しいたけ、の6種類がそれぞれ缶詰になって箱に入っています。
缶詰になっているので、賞味期限は3年ありました。
長期保存も可能ですね♪
これは保存用として常備しておきたい!
どらいなっとう 六滋味撰 <実食>
どらいなっとう 6種を実食していきたいと思います。
このように缶詰になっています。
開封すると、納豆というより、お豆さんがゴロゴロと入っています。
6種類の中で一番プレーンな感じなのですかね?
ドライ納豆に塩フリフリされています。
手に乗せても粘りはゼロです。
全くネバネバしません。サラッとしています。
納豆臭さはほとんどありません。
”ほんのり納豆の味がする”といった感じでしょうか?
塩気がイイ感じに感じられ、美味しい豆菓子といった感想です。
納豆通としては少し物足りない感じがしますが、すんごく食べやすい!
これは納豆が苦手でも、ポリポリ手がでますね。
フリーズドライ製法の「カンロ プチポリ納豆」と比べても、全然納豆臭がしない。
これは、納豆自体はあまり得意でないけど、納豆菌や納豆の成分を摂取したいって方には、超おすすめです。
わかめ!
乾燥納豆に乾燥わかめが加わった感じですね。
見た目、わかめのインパクトが強いので、少しおやつっぽくないですね(;´∀`)
これはふりかけ風にしてご飯にかけたら美味しそう。
味はなんか平凡な感じでした。
少し納豆な大豆に乾燥わかめが混ざっている。
ん~これは単品で食べるより、ご飯に乗せて食べるのが良しでしょう。
次リピートしたら試してみます!
納豆にしいたけ。これは意外な組合せw
これも「乾燥納豆+乾燥しいたけ」の乾燥コンビですね。
しいたけの風味がとっても良い。香り豊かなドライ納豆♪
あえて納豆と合わせるのか?と問われると微妙な感じもしますが、豆菓子としてはかなりのポテンシャル。
おつまみとしてはかなり良さそうです。
ご飯にもあうかな~♪😋
納豆+梅!
これは相性が良い組合せですね。
ほのかに梅の色が付いています。
あとは、プレーンのうすじおに近い感じですかね?
ぬぬ。あんまり梅感がしない。
ほんのり香る梅風味、ただし酸っぱさは感じない。
そして、かなりしょっぱさを感じます。
想像していた”梅納豆”とは違う感じでした。
塩気が強めなドライ納豆です。
お酒のアテとしては、かなり進むと思います。
一味!辛味と納豆のマッチング力は期待値大!
少し一味っぽいのが見えますが、そこまで多そうではないですね。
すこしピリッとします。ただしそんな辛くはない。
砂糖も入っているのかな?甘みも感じます。
辛味を少し相殺させているのでしょうか?
一口二口ではそんなに辛味を感じなかったのですが、食べ進めているとじわじわ一味唐辛子成分がきますね。汗腺がほわぁ~ってします。
しっかり一味唐辛子成分は入っているようです。
お酒のアテにもいいと思います。ビールが欲しい(笑)
そして最後は、いりこ!
この見た目、絶対間違いないヤツだぁ~
いりこの量が予想以上に多い。
他の味と比べてもインパクト大ですね。
ヤバイ!これはウマすぎる!!
大豆のポリポリ食感といりこのカリパリ食感。
この食感はいいぞ!
そして、ウマイ!
手が止まらない。止まらない。
これは、ビールにも勿論合いますね。
ふりかけとして、ご飯に乗せてもかなり良いパフォーマンスを発揮するでしょう。
この「どらいなっとう 六滋味撰」の中では一番か??
ドライ納豆がおつまみとしてグッとレベルアップした感じです。
まとめ
今回は、フォルッツァの「どらいなっとう 六滋味撰」をレビューしました。
フォルッツァの「どらいなっとう」は、減圧フライ工法で製造されており、納豆菌を残したまま、納豆の粘りや臭いを抑えた、栄養豊富な優秀豆菓子。
JALの機内食でも提供されるおやつです。
6種類が缶詰になって入っているので、長期保存も可能。癖もなくとても食べ易いので贈り物としてもかなり良さそうです。
うすじお:納豆臭くなく、とても食べやすいプレーンな豆菓子。
わかめ:ふりかけ風にして、ご飯にのせて食べるのが良さそう。
しいたけ:しいたけの風味が強く、旨味を感じる一品。
梅:塩気が結構強い。お酒のアテとして。
一味:少しピリッ。ビールとの相性がかなり良さそう。
いりこ:ハイパフォーマンス!お酒のアテとしても◎!
<ドライ納豆記事>
それでは、また!
えっ、6缶とも開けちゃって大丈夫ですか~!?賞味期限が3年といってもそれは未開封の状態ですよね?
でも風太郎さんなら一気に食べちゃいそうだから問題ないかな?(*^^)v
私も納豆大好きで、毎日食べてますよん♪
一気に食べてないですよ~♪
二日に分けて食べました…ほぼ一気(*ノωノ)
賞味期限長いしこれはリピ買いして保存食にします♪
納豆無くなると耐えられなくなるので…(*´ω`*)